ミックスの勉強

ここまで夏休みであるのを良いことに、爆速で Webサイトを更新して来ましたが、みかりんさんもお迎えできて、何とか軌道に乗ったと言った所でしょうか。みかりんさんからは、音楽仲間と繋がる窓口の一つとしてうちに所属してくれたそうです。有り難いですね。North East Music では、一緒に楽しむ仲間を募集しています。私は自分と同じくDAW使いや、Webサイトいじりが好きな人が来てくれないかな〜と思っているわけなんです。そういう話ができる人が出来たらいいなって。

さて、今日は、2曲目「明日への一歩」をアップしました。市販の曲と自分の曲で何が違うのか。まず音の解像度というか音場の設定が全然出来ていないです。どうやったらそれが出来るのか。今日はそのヒントを掴んだ気がするので、その事について触れて見たいと思います。お前そんな事も知らずにやってたのかというツッコミされそうですが、恥を忍んで記事にします。

Mixの際に気をつけること

分かった事その1

プラグインシンセの空間系エフェクトは全てOFFにする

これまで何となく音を選んでそのまま使ったり、音作りを凝って、空間系エフェクトを調整しまくったりしていましたが、DAWに突っ込んだら他の音と混じるから、EQをかけられたり、コンプをかけられたりするわけですよ。そんなことをされる前に空間系エフェクトをかけたところで、音がモヤったくなるだけなのでした。そこで、MIXされる前には空間系はいらないという事ですね。

わかった事その2

プラグインシンセの音はいくつかのバスに分けて出力する。

デフォルトで出力先が「STEREO MIX」になるので、そのままボリュームとかパンとか調整してMIXしてしまいますが、空間系を切ったことでダイレクト音になっています。そこで、リバーブ系やディレイ系などいくつかの空間処理用Busを作って、各音源からはそれに相応しいBusに出力を変える。もうこれだけで、音場がパキッとしてくるので、今までのは何だったんだと思うくらいにMixが良くなります。

この、良くなった瞬間っていうのは、もう味わった人にしか分からないアドレナリンが出ますね。今回の「明日への一歩」はそういう意味で、新しい私の一歩になりました。

わかった事その3

マルチバンドコンプは必須ではない。

STEREO OUTにマルチバンドコンプをよくかけるのですが、ただ何となくプリセットから選んでかけてたり、ちょっと高音持ち上げようかとか、EQのような気分で使っていたのは全くの間違いでした。まず、マルチバンドなので、種は数帯域ごとにコンプレッサーをかけられるという基本に立ち返り、十分なMIXが出来ていたら基本いらないという考え方です。

しかし、MIX後どうもこの帯域あたりがちょっと気になるという時に、その帯域にコンプをかけ、ゲインを調整することで音の輪郭を出せるようになった気がします。

今回の「明日への一歩」では、高音域にちょっとコンプをかけています。その他の帯域はスレッショルド−7〜−5dbで、ゲインは0のままなので、それほど強烈にかかってはいません。

マスタリング

マスタリングはCubase時代には Ozone8 を使っていたのですが、もう立ち上がりませんね。仕方ないので、Logic Pro 付属のマスタリングツールを使いました。

使うのは簡単で、

  • Clean
  • Valve
  • Punch
  • Transparent

の4つのモードがあるので、それを選んで、EQの効き具合をきめ、Dynamics と Spread を調整するだけです。

とりあえず、全てデフォルトのままにし、Dynamics だけLUFSがピークで-12~-10辺りをうろうろするように設定しました。

結果、WAVファイルを見たら、まぁまぁくびれがちゃんと見えて美しかったので、良しとしました。

ダメ出し

そして、人に聴いてもらって意見をもらう。これ大事ですね。

まず言われたのが、「歌詞ダサい」はい。すみません。私歌詞書けませんので、Chat GPT君に丸投げしたのが良くなかったですね。もし、曲使ってくださる場合は、存分に歌詞を書き換えてください。何なら全部書き換えて替え歌にして下さい。

一昔前なら、作詞家がいるので、歌詞の一部書き換えたいんですけどなんて、恐れ多くてなかなか言い出せなかったのですけどね。AIでおお手軽に歌詞出来ちゃいますからね。

そして、次に言われたのが「転調いらない」はい。これは、私がやりたくてやっているので、そこは申し訳ないけど譲れない。もちろん転調しない曲もちゃんと作りますから。今回は転調したかったのです。

詞先か曲先か

曲を作る場合に、歌詞があって曲を付けるのが詞先。曲があって、それに歌詞を付けるのが曲先。私は詞先派何ですよね。歌詞があってそれに曲をつけられる。世の中曲先の方が一般的なんだそうですが、私には出来ない。

しかし、今回の曲たちは、作詞家はいないので、メロディだけ頂いて歌詞を考えて貰えば、曲先という考え方も出来ます。歌詞が邪魔な場合は、カラオケ流しながら譜割しれもらったら出来ないかなとか思っています。

ということで、「歌詞を書き換えて見たんだけど!」という繋がり方もありです。そしたら、私の可愛いAIシンガーちゃんに歌い直して、公開し直しますんで、よろしくお願いします!

そして、良い歌詞が書けたら、歌ってみようかなと言う人が現れないとも限りませんからね。

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